きなこ丸のいろいろ話

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この世はホログラムの可能性が高まる ビックバンを辿る調査で判明したこと

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私達はこの宇宙空間の中にある地球に住んでいますが、物理学者達は実質的な証拠を持った上で私達が認識している宇宙や世界は錯覚であることを発表した模様です。
錯覚なら気も楽になるんですがね。

 

この世はやはり幻想世界?

UKの有力紙によると、ビックバンの「残光(形跡)」の不規則性を調査している理論物理学者のグループがこの度、宇宙は「広大で複雑なホログラム」であり、3D(現実)における人生観は幻想に過ぎないと発表
彼らは、ホログラフィック宇宙という宇宙全体の知識を変える考えを立証するための「実質的な証拠」を発見したと言います。

 

ホログラフィック宇宙原理とは

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ホログラフィック原理の主張は、宇宙の重力は、薄く振動する弦であるという理論に由来しています。
これらの理論は、いわば、宇宙で起こる出来事はシンプルで、総て平らなコスモス(宇宙)のホログラムの中で起きているという考えで、この原則を例えるとすれば、薄いクレジットカードに入っているセキュリティチップのように、3次元オブジェクトを記述するために必要なすべての情報(この場合は宇宙)が2次元(カード)の表面に集約されているのなものが宇宙であり、それは存在するという理論です。
そして、本質的にこの理論は今迄にも、パソコンで言えば、人間や彗星のような、ある量の空間の記述を含むデータが、この平らな宇宙の「本当の」バージョンの領域に隠される可能性があると主張されています。
例えば、ブラックホールでは、その中に入るオブジェクトはすべて、チップ内に格納されたコンピュータメモリのような表面の変動に完全に含まれ、そして、より大きな意味で、この理論は、宇宙全体が「宇宙論的地平線に投影された二次元構造」と見なすことができることを示唆しています。


物理学者曰く、この理論は遠方の物理学を支配する法律を理解できれば(皮肉ですね 笑)、原理は現実を知ることがすべてであるということを理解出来ると言っています。

 

証拠は上がっている?

サウサンプトン大学の研究者は、カナダとイタリアの同僚と協力して、これらの不規則性に関する伝統的な説明と同じくらい、この理論の証拠が多いと主張しています。
ホログラフィック宇宙は、1990年代の初期に公表された、3D「現実」を構成するすべての情報はその境界上の2次元表面に含まれているという考えですが、これまでこの様な奇妙な理論はほとんどテストされていませんでした。しかし、最近の数学的モデルは、思いがけない原則が真実である可能性を示唆しているといいます。
サザンプトン大学の数理科学教授であるKostas Skenderis教授は次のように述べています。あなたが見て感じ、聞いていることはすべて、平面的な2次元の領域から実際に出てくる3次元(そしてあなたの知覚)のすべてがホログラムであると想像してください。
この考え方は、クレジットカードのホログラムなど、立体的な画像が2次元の表面にエンコードされている通常のホログラムと同様です。
そして、今回わかったのは、それを含め宇宙全体がコード化されているということ」
彼は、この理論は、映画館で3D映画を見ることと比べることができると述べています。

 

YESかNOか

記事によると、ホログラムでは無いということを前提として現状当たり前なことですが、カードと同様に写真は高さ、幅、そして重要な深さを持っているのは分かるが、それは唯それだけであって、ホログラムとは違い私たちの3D世界(現実)では、私たちは物体に触れることができ、我々の視点からは「投影」が「真」であるということを述べています。

しかし、彼らはこのホログラフィックの理論をテストするために、チームはホワイトノイズの特徴や不規則性を宇宙が創り出された直後から考えました。
これは、宇宙マイクロ波背景、またはCMBとしても知られています。
そして、それらから導かれた方程式は宇宙がホログラムであれば、これらの不規則性の構造が説明できることを示したそうです。
因みにSkenderis教授は「私はホログラムに住んでいると思うし、今から50年後に進むと、20世紀の物理が違うように物理学は大きく違って見えるだろう」と語っています。

 

徐々に明らかになるホログラフィーワールド

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↑ホログラフィック宇宙のタイムライン。
時間軸は左から右へと続き、左端はホログラフィーの位相を示しています。黒の変動する楕円で示されるこの段階の終わりで、宇宙は幾何学的位相に入り、これは今アインシュタインの方程式で記述する事ができます。宇宙のマイクロ波背景は約375,000年後に放出されたという。


Skenderis教授は次のように述べています。「ホログラフィックは、宇宙の構造と創造を考える上で大きな飛躍です。
一般相対性理論アインシュタインの理論は、宇宙の大部分の大部分を非常にうまく説明しているが、その起源とメカニズムを量子レベルで調べるときに解明し始める。
科学者は、アインシュタインの重力理論と量子論を組み合わせるために何十年も働いてきました。
ホログラフィック宇宙の概念は、二つを調和させる可能性があると信じている人もいる。私たちの研究がこれに向けてもう一つのステップを踏んでくれることを願っている」。

そして今回、ホログラフィックについてサウサンプトン大学、ワーテルロー大学、周縁研究所、INFN、レッチェ、サレントゥー大学の研究者は、Physical Review Letters誌にその発見を発表しています。

 

ホログラムは複数存在する?

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また、ビックバンの残光の調査により、これら理論物理学者のグループによると宇宙は広大で複雑なホログラムになる可能性があるとしています。

もし、それが真実で実際に3D(現実)での人生観は幻想に過ぎないとすれば、人生も少しは気楽に生きていけそうな気もしますが、私自身が映し見ているホログラムはどうやらバグだらけの様です。汗

真相解明が確かなものになった後は是非ともバグの直し方を調査して欲しいと切実に思います。