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加計学園を無駄に引っ張るメディアと一部の野党

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加計学園の件は未だ引っ張る気なんですかね。
大体、森友学園の時から話は出ていましたが、あれは次の槍玉の手札に取っておいたんでしょうか。

いい加減にと言いたいものの常会終わりますから”いろいろ”と最後まで粘っているんでしょうね。


それにしても相変わらずメディアの印象操作は酷いですね、録画である報道を見て元文科相の人間の前川氏のフォローを見ましたが恐ろしいですね。今迄の官僚主導の政治色が強かった頃を思うと今の日本を見て納得してしまいます。

 

ということで今回は今治市獣医学部新設についてすこし話したいと思います。

 

ー 注意 ー
既に不快に思われた方は直ぐに閉じてくださいね。

 

愛媛県今治市加計学園獣医学部新設の流れ

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42年前の1975年に今治市は学園都市構想と銘打ち2006年迄に土地を整備し、地方単独事業や国庫補助事業にかかる地方負担額(補助裏)に充てる事が出来る合併特例債を活用し積立を行ない、畜産を専門とする獣医不足を含め、四国に獣医学部のある大学が無かった事もあり獣医学部の誘致を開始します。

 

翌年の2007年頃、誘致募集に対して加計学園(岡山理科大学)が名乗りを上げ、加計学園側は学部新設の認可権限を持つ文科相に申請を出し、愛媛県今治市と協力し大学建設の為の用地を構造改革特区として国に認可を貰おうと提案するものの獣医師会(日本獣医師会政治連盟)の反発が強く共に却下(不可)されます。

しかし、愛媛県今治市加計学園側はめげずに毎年 国と文科相に提案申請を出しますが、これもまた、ことごとく却下され続けます。

 

ところが2009年の民主党政権(鳩山内閣)の時、「現実に向けての検討」という形で不可では無く検討入りが始まり民主党政権終焉後も検討は継続され、2016年には地方創生に関する特別委員会において岡山県民進党議員も獣医学部の新設を要請し、2017年1月、ついに国家戦略特区として今治市は特区認可が降り、それに続き加計学園文科相に新設の申請を行い2018年4月に岡山理科大学今治キャンパスとして開校する見通しがつきそうになった矢先に、天下りあっせん(国家公務員法違反)や出会い系バーでお持ち帰り?をしていた文科相の官僚だった前川氏と民進党(共産組)は反発をしている現状です。

岡山県香川県愛媛県民進党員で揉めた感があります》

 

何が問題として扱われているのか

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報道を見ていて思うんですが、メディアや民進党(共産組)・官僚は無駄に掻き回してワザとややこしくし過ぎですよ。

 

加計学園は特別扱いされていない

先ず、掛け合いに出されている京都産業大学も申請していたのにもか拘らず加計学園(岡山理科大学)が優先的に認可されたと何故かなっているんですけれど、京都産業大学は去年10月頃に獣医学部新設に手を挙げただけで計画書は未だ完成しておらず、既に文科相へ「申請」していたのは加計学園(岡山理科大学)だけだった訳ですから、10年前から真っ先に手を挙げて書類を含め申請を出しており、今治市が認可された特区に当てはめられるのは加計学園(岡山理科大学)だけになるのは当然の事です。


それを不公平だというのであれば、教員の質問に対して生徒1人が手を挙げるにも拘らず、授業の終わりに別の生徒1人が手を挙げ当てられるのが正しいと言っている様なもので、これを大学で当てはめれば加計学園(岡山理科大学)が10年間手を挙げ続け突如として京都産業大学が手を挙げ認可されることが正しいと言っている様なものですよね。

 

もし、そんな事があれば逆に闇の忖度があったと思いますけどね...私的に。

 

安倍首相の関与?

安倍さんが1993年の当選直後に加計学園の役員をしていた事に加え、加計学園の理事長が友人ということもあり認可は安倍首相の忖度があったのでは無いかと言われていますが、そもそも最初に色んなことを混同している方が居ると感じるんですよね。

 

ポイント
①国家戦略特区への提案者は「愛媛県今治市」で、その認可の是非を審議するのは国家戦略特別区域諮問会議です。
※必要があれば各省庁関係者(事務次官等)も呼ばれる。

 

②大学の学部新設においての申請者は「加計学園」で、その認可の是非を審議するのは文部科学省です。
※必要があれば各省庁関係者(事務次官等)も呼ばれる。

 

まず、特区認定を決める諮問会議の議長は特別区域法で定めがあり必然的に内閣総理大臣をもって充てなければいけませんし、人数を置いての審議が必須なのに加え今回の特区認定は広島県愛媛県(今治市)・千葉県・福岡県(北九州市)ということで贔屓があったとは考え難いです。

 

ちなみに今治市の申請は今迄15回却下ですよ..15回、そして検討入りさせたのは民進党(民主党)ですからね。

 

なので、どうも今回は、文科相が審議する学部新設の申請認可に対して安倍首相が申請者と仲良しだから口出し(圧力)してきたと森友の次に騒ぎたいという目論見がしてならないのですが....んー...かなり無理がありませんかね...これ。

 

5月中旬に朝日新聞が総理のご意向と報道し、その後、文科相の前川喜平 元事務次官の会見において官邸(総理)が文科相が審議する事を「総理のご意向の文書があった」として首相が口出しをしてきたということを、8枚の文書が云々と暴露という位置付けでやっていた訳ですが、私的に...で?
という感じです。

 

総理のご意向文書が存在したとしても、それが総理な実際に指示した証拠は?となります。

 

総理直筆のサインとか判子とか..

 

2日に日付け付きの文科相での共有メールの内容が公表されましたが、そのメールは内閣府文科相との議事概要な訳で、内閣府から指示があるのは立場上当たり前ですよね。

それ以前に日付無し署名無しで各省庁において証拠となるなら私がワードで作成した文書やメールで官邸の強い意向と打っただけでも確固たる証拠になってしまう次元的な気がしますよ。汗

 

事務次官ですからその事は承知していると思いますし野党も含め会見するくらいですから何故真面な証拠を出さないんですかね?

 

逆に官僚側が隠蔽工作するのは容易なので、実際のところの裏の真実は出てこないんでしょうけど。

 

ともあれ、特区認定や新設認可の是非は圧力云々といえど首相(官邸)1人の独断では行うのは不可能で関係閣僚とのやり取り(審議)があります。

産経新聞(6/1)にも「前川氏が在職中、関係閣僚が最終判断を下した場に同席していた」と安倍首相が指摘したことが掲載されている様に、菅官房長官の会見も含め、疑問があれば在職中の審議中に言いなさいよと御立腹していましたが、事務次官は国会や委員会においても大臣補佐の側で基本的に常に呼ばれ助言出来る立場ですからそうなりますよね。

批判している民進党(共産組)も、そこのところを含めて知っているはずですからワザとなんでしょうね。

 

また、閣僚審議前に下から上がって来たことを次官である官僚は目を通し、国務大臣等に報告を含め助言、進言しなければならない訳ですから、それを先にしなかったのかと疑問に思いますし、彼が文科相での公務員のトップだったのなら言うべき苦言は文科大臣に言うのが筋なのは然るべきこと。

 

そして、今回の件は中央省庁等改革によりトップの内閣の中に内閣府がありますが、獣医学部新設において薬品や畜産を扱うということで文科相以外に厚労省農水省法務相等が絡むのは間違いなく内閣府も動いているので、くどいようですが何かしらの会議においてメモや資料(公文書)はあるに決まっていますし破棄してようがしてまいが文書があろうがあるまいが無問題。

 

メディアも総理大臣が単独指示をした証拠の調査(文科相 見つからずと返答)と、怪文書の出所の調査(民進党提示)を混ぜて印象操作をするのはどうでしょうね。知らない人から見れば官邸側が隠蔽工作をしたと思うでしょう。

 

それに、その中で安倍首相指示だという文書を作った人間が確定されて無いうえに、その怪文書を民進党の玉木議員と朝日新聞が持ってるって尚のこと怪し過ぎます。
《玉木議員(香川)は既得権益の為に反対している獣医師会と献金等で関係がかなり深く、獣医師会同様に反対派で色々噂があります》

おまけに獣医学部新設の申請者は審議開始時点で加計学園(岡山理科大学)だけだった訳ですし、市側の都合もありますから急いでもらうのは当たり前。

今治市と学園は既に仮協定を結んでいます》

前川氏も会見するのであれば証人喚問受けるとかそういうのでは無くて「何が真実なのかを濁さず確固たる証拠を出し全てを話しなさい。出会い系バーの件も貧困調査とすれば調査報告書が提出されているはずでしょ。」と言いたいものです。

 

ともあれ、ゴチャゴチャにかき混ぜ印象操作で押し切ろうとするTVの自称ジャーナリスト?コメンテーター?って何なんでしょうね。

 

かき混ぜず隠された真実のみを追求するジャーナリストや報道は日本には無いないんですかね。

 

スリードして自身でストーリーを創り問題化して最後は本人達も訳が分からなくなるという本末転倒な日本のジャーナリズム。

 

報道のゴシップ化がかなり進んでますね。

 

文科相の怠慢

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最近の教論の事件件数みてもそうですが、今回の前川氏の天下りあっせんという国家公務員法違反をしながら、出会い系バーで調査と言い女性を持ち帰り?をしつつ退職金8000万(日刊ゲンダイ 1/23)を貰って圧力だと批判する官僚って、天下りあっせんは事実として他が本当ならゾッとしますね。

 

それが普通だった官僚主導時代の「エリート」からすれば、国民の目が厳しくなった(本来は厳しくて当たり前)昨今、政治主導になるのは嫌なんだろうなと思われても仕方がないですよ。

 

こっちのペースでやらせろ!っという気持ちは凄く解りますが、法律違反を隠れてしていた人間が言うと、すみません..別問題ですし偏見なのでしょうけど心に猜疑心が生まれてしまいます。

 

ちょっと言い過ぎかも知れないですが、やはり前述の行いが公務であると言うのは私は違うと思っています。

 

それは政治家も同じですが、もっと公務員においての人事や政治家においての人選は目を養った方が良いですね。

 

もちろん、会見の際に出会い系バーの話に関して個人のプライベートでの話だったら問題無かったと思いますよ。


趣味趣向は個人の自由ですからね。


しかしながら貧困調査と言った訳ですから公務ですよね?っと言いたくなる訳ですよ。
そこで「貧困調査で出入りしていました。その件の調査報告書は既に提出してあります」と返答していれば記者も疑問には思わなかったのではないかと感じます...個人的に。

 

余談ですが前川氏は官僚現役時代に北朝鮮学校(総連)に日本国民の税金で支援する事を進めていた人物でもあるので、個人的には疑問視していた人物。

実際におかしい金銭内容がありますからね、あの処への助成金

 

因みに、天下りあっせんの内容を知らない方は調べてみてください。驚きますよ。

 

今治市 用地の無償譲渡や補助について

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話は戻り、一般的に無償譲渡と聞くと億もする土地をタダであげるのか!と思いがちですが、キーワードは特区であるということで、永遠の譲渡では無く、国と市と学園側に「条件」があるということに目を置く事が必要です。

 

愛媛新聞(2017.2.23)
市によると、市と学園ら2月13日付で無償譲渡と開設経費補助、地域連携などにかんする基本協定を仮契約。用地を「岡山理科大学今治キャンパス」の目的外に使用した場合は協定を解除し、市に無償返還するなどの解除事項を設けている。-終

 

この様に私達が一般的に家を建てる為の空き地を買う感覚とは違い、もともと法規制の関係で誘致したくても出来ない土地を特区申請して誘致出来る形にした上で事業主と市側が協定を結び、尚且つ協定違反の有無の評価が入るという縛りがあります。

 

簡潔にいうと「土地はタダで渡す(貸す)けど契約(協定)違反したら即出て行ってもらうし調査したりするからそのつもりで事業運営をしてね」ということです。

 

また建設費用の一部負担は誘致開設において極普通に手続きにおいてもよくある事ですし、市議会でもきちんと議案決議が行われていますから、何処ぞの人間は批判していますけど、日本の民主制の狭義では問題無いはずです。

 

え?おかしい?

 

いやいや、個人事業や会社の起業においての補助は民間でも普通に申請制でありますからなんらおかしく無いですよ。日本では。

 

特区って何?

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ちなみに日本では、法律や条例など国や都道府県においての縛りがあり、何か事業をしたいと思ったとしても出来ない場合があり、それを特定の地域に限って緩和させる事によって地域や国を活性化させようという目的で設けられた特別行政区というのがあります。

 

構造改革特区

小泉政権の時に出来た特区制度で、将来的に全国的に展開出来そうな事業を見込んで地域限定で規制緩和を認可された区域で、民間事業者や地方公共団体が国(地方創生推進事務局)に提案して、認可されれば「◯◯特区」という形でエリア内で事業化が可能になります。
今までに約700件ほどの認可が実績があります。
(継続中)

 

総合特区

民主党政権時に出来た特区で、これには地域活性化総合特区国際戦略総合特区の2つがあり、国からの様々な補助や税緩和があるのも特徴で、地域産業と国際的産業競争力の強化を狙った特区制度です。
実績としては地域特区は41地域、国際戦略特区は7地域のようです。
(継続中)

 

国家戦略特区

過去の特区制度を踏まえ既得権益等の関係で規制緩和による新規参入を嫌う自治体や業界団体が選出議員と組み緩和や撤廃が容易ではない、言わば岩盤の様な規制(岩盤規制)を突破させる過去の特区の改良強化版で安倍政権によりつくられた特区で、区域計画書を区域会議で決定し、諮問会議を経て内閣総理大臣が認定して決まります。
現在13区域が認定されています。

 

他にも厚労相が創設した最先端医療開発特区や東日本大震災での土地や区画の復興計画を一元化した復興特別区域(復興特区)があります。
復興特区は復興交付金等や税金免除等の取り組みをやっていたりと有名ですね。

 

この様に、各自治体の取り組みにおいて民間企業が入りその過程において規制により縛りがある為に許可をとって行う事業って結構あるんです。

今回の件は、最初は構造改革特区の提案でしたが岩盤規制で厳しく、のちに岩盤規制の突破口として国家戦略特区が出来たので今治市はそちらで提案したのが解ります。

 

まとめ

取り敢えず、今治市も42年間申請し続けてやっと認可が降りて良かったですね。獣医は足りているとか言っていますが、現実問題で畜産の獣医は不足している訳ですし、最近の口蹄疫鳥インフルエンザ等の予防研究も含め畜産業に良い影響を見出せる事を遠かれど願っています。

 

また、この元官僚によるリーク的な形で安倍政権を崩す物語を作り上げる根端だった加計学園(岡山理科大学)獣医学部新設の件ですが、今の所は私的に内容に疑問視ばかりで無理矢理過ぎる感じがしてなりません。

 

ある意味既得権益民進党主導だった事、官僚という政治家同様に裏で何やってるかわからない存在への確信、政府内での権力争いが露わになっただけの何かの時間稼ぎのような気がします。

 

”ある”官僚にしろ”ある”国会議員にしろ、一般的に言われているエリートという人間を見ていて時々思うんですがエリートって何なんでしょうね。

 

与太話

そういえば、そろそろ都議選間近ですね。

小池都知事公明党と組み、自民党に離党届を提出しましたが、都民ファーストの裏に民進党共産党が居るという事で何やら本格的にきな臭く騒がしいですね。

 

築地や豊洲もどうなるのやら。