きなこ丸のいろいろ話

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太陽が2つに分裂か 太陽の表面に拡大する黒い穴

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地球の異変の前に太陽活動の様子がおかしいと日本以外の世界ではニュースや話題になっていますが、今年に入りNASAが太陽の異変を写真に収めた模様。

 

太陽に黒い帯が拡大 今までに無い磁気嵐が到来か

イギリスのAssociated Newspapersによると、NASAが1月2日から5日までの太陽の観測において、太陽の面を横切って伸びる磁場が開放された領域であろう黒い帯の穴を発見し、この観測から今後、太陽から放出された粒子の流れにより、地球上でオーロラを見る大きな機会をもたらすことになると発表。そして早速、太陽の黒く細長い冠状の穴から先週、地球に向かって噴出する太陽風粒子が巨大な磁気嵐となり地球を襲うとのことです。

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当初はこの巨大磁気嵐の影響により電力供給に多大なる障害がもたらされると予想され、米国宇宙天気予報センターが「深刻な」G3レベルの嵐警報を発し警戒に当たっていたそうですが、後にこのアラートはあまり重大でないG2の嵐に格下げされ、英国のメトロオフィスの宇宙天気予報においても米国同様、G1 - G2の軽微から中程度の地磁気嵐の予報を発表。

 

んー、この情報によると今後太陽風の上昇が予想されるとは綴っていますが、通常黒点が増えれば地球に及ぼす影響は増えるものなんですが、意外に警戒した程ではなかったというのが少々不気味ですよね。

 

通常の太陽

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今年観測された太陽

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不気味ですね。因みにNASAは2013年に太陽の磁場の逆転(ポールシフト)が始まり、既に新しいサイクルが開始されている(11年後に完了)と発表しています。これが事実だとすれば、太陽は地球より早くポールシフトが完了しつつあるということですから、今回のこの現象もその影響があるかもしれませんね。

 

今回の太陽風の影響によるオーロラ

今回の異様な太陽の動きにより警戒されていた地球全体に影響があると言われた磁気嵐ですが、観測されたオーロラから見ると、さほど大それた影響が無いのがわかります。

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 北半球では、早速太陽活動の増加による影響があり、カナダ、北アメリカ、スカンジナビアスコットランド、さらにはイギリスでもオーロラ・ボレアリスを見る可能性が高いこのがわかります。 

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 しかし、太陽活動の影響による地磁気嵐もまた南極に当たると予想されたが、北半球よりも強度は弱かった模様。

 

太陽の影響とは

地球の磁場が太陽の嵐の荷電粒子に当たった場合、その影響には以下が含まれます。

  1. 電気グリッド障害
  2. レーダー干渉
  3. 太陽電池の損傷
  4. 通信ケーブルの混乱
  5. パイプラインの腐食
  6. グローバルインターネットの同期の喪失
  7. 航空旅客の放射線.....etc

 

 いっけん人体にはさほど影響はない様に見えますが、影響はこれだけではありません。

地球には磁気があります。これを地磁気といいますが、この地磁気は私達を宇宙線や紫外線から守っています。そして太陽から放たれる太陽風は常に地球に当たっており、昨今、地球上の磁場が弱まっているということで、いわばシールドの壁が薄くなっている状態です。その中、強い太陽風に地球がさらされた場合、水は干上がり植物は枯れ、皮膚癌などの人体に悪影響が深刻化し、私達はこの星に住めなくなります。

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 まあ、こんなこと言っても私達にはどうする事も出来ないんですが私達もこの星の住人ですから少しは頭の中に入れてても良いかと思います。

 

太陽風の分裂は何を意味するのか

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※ NASAのSTEREO宇宙船の太陽風(左)とコンピュータ処理後(右)。

 

Associated Newspapers

光線の分裂は水が噴出する様子と似ています。

1つに、水は滑らかで統一された流れを持ち、最終的には水滴に砕きかれ、そして次に小さな水滴になり、ついには霧状の霧状になります。

この画像は、水の流れが徐々に液滴に崩壊する同じ段階で血しょうを描いているように見える。

 

んー、具体的な言及は避けていますよね。しかし、このニュースの題名もThe sun is ripping apart!と書いてあるんですが、磁気嵐や太陽風のこと意外は濁していますね。アメリカでは大統領令も出されているらしいですから、本当のところはどうなんでしょうね。写真を見る限りでは、太陽自体も太陽風も2つに別れているように見えますね。

私達の知らない世界はまだまだありそうです。